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二人目不妊を経て2児の母となったタカコの回顧録と妊活に役立つ情報を載せています

レスでも妊娠したい!すれ違い夫婦でも妊活できるシリンジ法とは?

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子供がほしいけど仕事が忙しくてセックスレスになっている。

二人目が欲しいけど、子育てに忙しくて夫婦の時間が中々取れない。

子供は欲しいけれど性交痛がひどくてセックスに前向きになれない。

 

そんなカップルにおすすめなのがシリンジ法です。

シリンジは注射器の筒の部分の事。

針のついていない注射器で精液を女性の膣内に注入する方法をシリンジ法と呼びます。

今回はセックスレスカップルにこそ試して欲しいシリンジ法についてご紹介します。

 

 

 

シリンジ法とは?

シリンジ法とは、その名の通りシリンジを使って男性の精液を女性の膣内に注入する人工授精の方法です。

スポイト法とも呼ばれています。

手順は簡単で、男性が射精した精液を採取カップに取り、5~10分ほど放置して液状になった精液をシリンジで吸い取り女性の膣内に注入します。

不妊治療専門のクリニックで人工授精を行っているカップルに、補助的にシリンジ法を活用するように指導している所もあるくらい、今メジャーになりつつある妊活の方法です。

 

シリンジ法の詳細やメリットは↓の記事で詳しく紹介しています。

www.kokoroodoru.work

 

シリンジ法を使うと、なぜセックスレスでも妊活ができるの?

シリンジ法がセックスレスカップルにおすすめな理由はその手軽さにあります。

男性の精液を採取カップに取りシリンジで女性の膣内に注入するだけですので、必ずしも同じ場所に男女が居る必要はありません。

別室で男性が精液を採取してシリンジに移し、女性がそのシリンジを受け取り自分で膣内に注入するという方法を取る事も可能です。

 

忙しくて夫婦の時間が取れないカップルの場合

妊活中は、妊娠を目的としたセックスがお互いのストレスになると言うケースは少なくありません。

スキンシップが目的であれば週末やお互い心に余裕がある時にすればいいかもしれませんが、妊活となるとそうはいきません。

お互いの休みの日に都合良く排卵日が来るわけでは無いので、どうしても平日にタイミングを取らなくてはいけない事もあります。

しかし、人間の身体はとても繊細です。

仕事で疲れて来てへとへとの状態で…となると男性としてもプレッシャーに感じ、どうしても気持ちが乗らなくなる事もあります。

女性も月に1度のタイミングを逃したくないというプレッシャーを感じてイライラしたり、排卵日にタイミングを取らなければ!というストレスで逆に排卵が遅れたりする事だってあります。

気を張った状態でのセックスはどうしてもお互いにストレスになってしまうもの。

シリンジ法であれば体力的に疲れていたり時間が無い時であっても、ほんの少しの手間で貴重な排卵日を逃すのを防ぐ事ができます。

男性は、精液を採取カップに取るだけ。

女性はシリンジで精液を吸い取り自分で注入するだけ。

お互いが少しずつ協力をするだけで気軽に妊活をする事が可能ですので、

排卵日なのに夫が協力してくれない!」というイライラも減りますし 

「妊娠だけが目的のセックスはプレッシャーだな・・・」という男性のストレスも軽減する事ができます。

 

2人目以降を希望するカップルの場合

すでに子供がいる夫婦の場合、子供中心の生活になるため夫婦の時間が取れない事は珍しくありません。

毎日忙しくて子供の寝かしつけと一緒に妻が眠ってしまう、というケースや、

ママと一緒じゃなきゃ眠れないという子、一人にするとすぐに起きてしまうという子の場合はタイミングを合わせるのは一苦労です。

二人目、三人目が欲しいとお互いに思っていても、日々の忙しさからどうしても妊活を後回しにしてしまうという事っもあるでしょう。

シリンジ法であれば、妻が子供を寝かしつけて居る間にリビングで夫が精液を採取し、子供が眠った頃合を見て寝室にいる妻にシリンジを渡すという一工夫で簡単に妊活をする事ができます。

夫婦で別室に移動する必要も無いので子供に気付かれたり、気を使いながら夫婦の時間を取る必要がありません。

 

 性交痛がひどくてセックスに前向きになれないカップルの場合

性交痛がひどくて最期まで出来ない、どうしてもセックスに前向きになれないというのは子供を望むカップルにとっては障壁ですよね。

シリンジ法であれば、挿入しなくても精液を女性の膣内に注入する事が可能ですので、性交痛がひどくても妊娠する事が可能です。

挿入をしなくてもスキンシップをしっかり行い、女性側が濡れた状態にする事で精子も活動しやすくなりますのでシリンジ法だけでなく夫婦の時間をしっかり取り、補助的にシリンジ法を利用する事をおすすめします。

女性が射精の手伝いをする、男性がシリンジからの注入を行うといった役割分担をする事で夫婦の絆を深める事もできますし、妊娠後も自信をもって「愛の結晶である」と言えるでしょう。

www.kokoroodoru.work

 

シリンジ法はセックスレスの夫婦の救世主

セックスレスでも妊活ができるシリンジ法についてご紹介しました。

シリンジ法は、シリンジと採取用のカップさえあれば簡単に実践できる方法です。

クリニックの人工授精に比べると価格も安価で済み、自宅で気軽にチャレンジできますので、例え妊娠に至らなかったとしても「次、頑張ろう」と前向きにとらえる事ができます。

手軽な上に男女が別室にいても実践可能な方法のため、忙しくて中々時間が取れず排卵のタイミングにセックスが出来ないというカップルにとってシリンジ法は画期的な妊活アイテムだと言えるでしょう。

 

ただ、女性の体内に直接注入するため、衛生面には注意が必要です。

シリンジは滅菌されたものを1回ずつ新しいものに取り換え、可能であれば採取カップも飲料用の紙コップなど衛生的な物を使用する事をお勧めします。

一回分ずつに小分けになった滅菌済みのシリンジ法キットなども販売されていますのでそういった物を使用すると更に便利で安心して使用する事ができます。

またシリンジだけでは挿入が浅く、せっかく注入した精液が零れてしまう可能性もあるので、より確実に膣内に注入するのであればシリンジの先に付けるカテーテルもあると便利です。

 

シリンジ法は手軽な妊活方法ですが、夫婦の協力は必要不可欠です。

ぜひお互いに協力し合ってストレスフリーな妊活を行ってくださいね。

 

 

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